私はシステム開発会社に勤めています。けっこう激務。
毎年、この時期に思うことは「なぜみんなゴールデンウィークの休暇を死守しようとするのか?」ということです。
5月にはゴールデンウィークがありますね。有給をとれば9連休、10連休ぐらいになる年もあります。
ゴールデンウィークを死守する
4月にもなると「ゴールデンウィークの休暇を死守するためにお仕事頑張ろうな!ゴールデンウィークは絶対休もう!」という空気が社内に出てきます。
私は「いや、無理してゴールデンウィークに休まなくてもええやん。ゴールデンウィークに遊びに行ってもどこも混んでるやろ。逆にゴールデンウィークに働いて、平日にまとめて振休・有給で休めばええやろ。交通もテーマパークも空いてるだろうしええやん。なぜそこまでゴールデンウィークにこだわるのか。なんでなん?」と思っているので、どうもそこまで頑張る気になりません。
「GWを死守したい組」は4月は土日返上で働きます。必然的に「GWに出勤してもええやん、むしろ土日に出るのがキツイって組」も4月は土日返上で働きます。「GWを死守したい組」の方がなぜか絶対数が多いのです。ゴールデンウィークマジョリティです、GWMですね。なぜでしょうか。なぜそんなにゴールデンウィークに休みたいのでしょうか。
地元の友人が集まるから?
例えば、地元の友人が集まるとしたらGWは都合がいいでしょう。でもさ、交通がぐにゃぐにゃと混雑する中で各自が帰省するの大変でしょ。飛行機高いでしょ。みんなで予定決めて平日にでも集まればいいのに。観光の閑散期だったら、旅館なんかも安いので、旅館に集合なんてすごく楽しそうじゃないですか。
余談ですけど、テレビのニュースで取材車が高速に乗って自らも渋滞にハマりながら「すごく渋滞しています!!全然動きません!!」ってレポートしてるので地獄感あるよね。
休暇の取り方が下手くそ
そんなことを考えていると、やはり日本人は休暇の取り方が下手くそだなと思うわけです。毎年「お盆に帰省するやつは馬鹿」なんて言ってしまう文化人もいるぐらいです(なぜ混んでいる時期に帰省する必然性がないのに帰省してしまうのか的な意味で)。まあそうですよね、世間の長期休暇にあわせて自分も休む必要なんてないので、ずらせばいいんですよ。なぜ混むとわかっている交通(鉄道、高速、空の便)に突撃してみんなでつらい時間を過ごさねばならないのか。楽しいのかそれは。
話を戻しましょう。会社のメンバーがGWを死守するために土日も出ているわけです。悲しい。
あと、GWを死守しようとする人って、あんまり有給の消化に執着がないんですよね(個人の経験則です)。GW死守するより有給死守した方がよっぽどいいと思うんだが。