ノートパソコンが起動しなくなったのでSSDを交換してWindowsをインストールして復活させました。
起動できなくなった元SSDから写真や文書データを救出することもできました。
そういうわけで記録を兼ねた自分用メモです
1.Windowsが起動しない。
電源ボタンを押すとWindowsが起動できない。以下が表示される。
Reboot and Select proper Boot device
or Insert Boot Media in selected Boot device and press a key
SSDのWindows領域が認識できていないっぽい。
BIOSを見ると、SSD自体は認識しているっぽい(*)が起動メニュー(Boot)にSSDがいない。
(*)BIOSの「Main」にSSDがいるからさ
2.対処
SSDが逝ってしまった・・・。買い替えるしかないか・・・。
と思ったが、SSD換装と同じ要領でSSDだけ交換すればまだ使えるんじゃないかと思い交換の準備を始める。まずは買い物。
①新SSD
これ
Windowが起動できないSSDを交換するための新しいSSD
②SSDケース
これ
Windowが起動できないSSDでも、ケースに入れて別のマシンにUSB接続すれば写真や書類データは回収できるかもしれない。
③USBメモリ
これ
新SSDにWindow10をインストールするためのUSB(新SSDにはWindowが入っていないので、自分でWindowをインストールする必要あり)
数GBの容量があるUSB持っている人はわざわざ買いなおさなくていいです。
④USB3.0のケーブル
これ
これは作業中に電機店から買ってきたもの。②のケーブルがいまいちな品質なので買っておくと安心。
3.交換作業
ノートパソコンの裏のネジを全部取ってカバーを外します。
注意:接続コードは全部とって、バッテリーもとりましょう。
SSDを取り出します。
新しいSSDをセットします。よし!
4.旧SSDのデータ生存確認
旧SSDをSSDケースに入れて、別のパソコンとUSBでつなぎます。
どきどきしながらデータを確認。。。
…ユーザー\ユーザー名\ のフォルダを開く
お~。アクセス可能。よかったよかった。
アクセスできない(?)ファイルがいくつかありました(*)が、まあそれはしょうがない。。。
(*)そのファイルをコピーしようとすると応答なしになってエクスプローラーがクラッシュ(強制終了)する。
SSDの不調は論理エラーっぽいので、フォーマットしたら外付けSSDとして使えるかな?
5.新SSDにWindow10をインストール
これWindows10のライセンスいけるのか?と思いましたが、市販のPCのだいたいは、マシン自体にライセンスが登録されている(*)らしいので、SSDを交換するときはとくにライセンスの問題はないよう。
結果的には問題なかった。
(*)いろいろググったのだが、マザーボードにライセンス情報があるらしい。
Window10をインストールするためのUSBメモリをmicrosoftのページから作成。
(壊れたPCはまだ起動できないので、正常に動いているマシンが必要)
↓今回はこれを選択
このツールを使用して、別の PC に Windows 10 をインストールするためにインストール メディア (USB フラッシュ ドライブ、DVD、または ISO ファイル) を作成する (クリックして、詳細情報の表示と非表示を切り替えます)
これで作ったUSBメモリを、新SSDをセットしたPCに刺して、起動。BIOSでUSBからのBootを選択します。あとは画面に従ってWindow10をインストールしていく。
Windows10のインストールが終わったらやったね復活だ!!
ということで起動しなくなったWindows10のSSDを交換して復活したよ、という話でした。
パソコン買いなおすと10万ぐらいかかるところ。1万円ぐらいで済みました(SSD-500GBが7,000ちょいで買えたのがでかいです)。
買い替える前にDIY修理を試みることは大事ですね。自前でやってみよう!という気持ちは大事だと改めて思いました。