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ニューヨークの写真家からコンビニ店員への転職体験談

ニューヨークで写真家として働く

私はもともとニューヨークに住んでいました。ニューヨークの大学に進学し、芸術学士号を取得した後、労働ビザを取得して、ニューヨークで写真家として働いていました。CDのアルバムジャケットの撮影や雑誌のグラビアの撮影、フォトエッセーの撮影や執筆、日本航空の機内誌の写真撮影、カーネギーホールのポスター撮影など、かなり華やかな仕事をしていました。
しかし、ストレスから胃潰瘍ができ、その胃潰瘍が悪性だったことから、胃の4分の3を切除しなければならなくなりました。手術後8ヶ月休養しました。その後、またニューヨークに戻りましたが、体力が回復せず、また気力も低下してうつ状態になり、体調を大きく壊してしまいました。胃の手術がなかったら順調に写真家として活躍できていただろうな、と時々思います。しかし、現実はそうはいかず、結果としてニューヨークでの仕事を諦めて、帰国することにしました。

 

写真家から一転、コンビニで働く

私の実家は福岡にあり、東京と違って、写真家の需要がないのです。写真舘はありますが、そういう写真は私は撮りません。結婚式の写真や七五三の記念写真などの撮影をするくらいなら写真家をやめたほうがいいと思うからです。
日本に帰ってしばらく静養していました。しかし、転職して仕事をしようと思いました。そして、住んでいるマンションの近所のコンビニで募集をしている広告を見ました。私はコンビニと言う全く未知の仕事をしてみようと思うようになったのです。
一番の理由は通勤しなくてもいいということでした。私は朝のラッシュ時に電車に乗るのが嫌で仕方がないのです。それに雨が降ったり寒かったりすると、通勤するのが非常に苦痛に感じるのです。
近所のコンビニだったら歩いて3分くらいで着くことができます。雨が降っても、急いでいけば大丈夫なので苦痛ではありません。とにかく近くで働くことが転職の一番の理由でした。
実際に仕事を始めたら、覚えることが多くて、思った以上に肉体労働だということがわかりました。先輩に仕事を教えてもらい、一つずつ覚えていくようにしました。
最初は声が出なくて、いらっしゃいませ、という言葉が言えなかったのです。
それにレジを打つのも初めての事でものすごく緊張しました。それに、コンビニではファストフードの販売もしているので、ポテトを揚げたりチキンを料理したり、おにぎりを作ったり、ソフトクリームを作ったりと、することがたくさんあるのです。
レジで一番戸惑ったのはタバコでした。私はタバコを吸わないので、銘柄がわからないのです。タバコを買いに来る人が多くて、その度にびくびくしていました。
仕事に慣れてきたら、タバコにも慣れてきました。時々腹をたてるお客さんもいますが、あまり気にしないようにしています。

 

転職してよかったこと

転職してよかったと思うのは、休養中は収入がなかったのが、収入があるようになったことで自分に自信が持てるようになったことです。写真家の仕事をしていた頃のような収入ではありませんが、人との接触が多い仕事なので、楽しいと感じることもあります。仕事は納品などがあって、商品を陳列したりするときに腰が痛くなりますが、写真を撮っていた頃も、無理な姿勢でよく腰を痛めていたので似たようなものかな、と思います。週に数日だけですが、仕事ができてよかったな、と思います。胃の手術を受けた後では考えられないことでした。ここまで体力と気力が回復してきたんだな、と嬉しく思います。自分の時間を持つことができるので、好きなことをすることができますし、友達と会って一緒にランチに行く時間の余裕もできて、マイペースで仕事ができるようになりました。ストレスを溜めないように仕事をすることが大事です。

 

編集コメント

激務だと体に負担がかかってつらいですよね。ほどほどに働きたいです。

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