消費税が上がる5%→8%
消費税上がりますね。消費税はなんのために上がるか知っていますか?
社会保障と税の一体改革-「社会保障と税の一体改革」政府広報一覧 パンフレット:政府広報オンライン
今回の改革では、消費税率の引上げによる増収分を含む消費税収*のすべてを社会保障の財源とします。財源が安定して確保されることで社会保障を充実・安定化させることができるようになり、また同時に将来世代への負担の先送りを減らしていくこともできるのです。
*国・地方、現行の地方消費税収を除く
そうです、社会保障充実・安定化の財源とするためです。
「すべての子どもの成長を温かく見守り、支えることができる社会へ」
「必要な時に、必要な医療・介護サービスを受けられる社会へ」
「セーフティネット機能を強化して、誰もが安心して暮らせる社会へ」
その買いだめは本当に必要なの??
ニュースで増税前の駆け込み需要とか買いだめとか言ってますが、数万〜数百、数千万もするものなら気持ちはわかるけど、トイレットペーパーの買いだめとかカッコ悪いでしょ。300円の商品で9円の差だよ?10個買い込んでも90円だよ。消費税がなんに使われるか考えて、4月になったら4月分のトイレットペーパー買って、税金収めた方が気持ちいいでしょ。私は「増税前の買いだめ」一切してません。平常運転です。
「税金を気持ちよく収める」感覚をあまり聞かない。「いくら取られた」なんて声ばっかり聞く(私自身、給与明細を見るとなんとも悲しい気持ちになるときもある)。
でもね!みんなで稼いだお金を、ルール(税法)を元に一箇所に集めて、社会のために使われるんだからいいじゃん。「税金を気持ちよく収める」感覚、少しでも持っているとレジ打ちのパートさんやレシート、給料明細に優しくなれます。
あともう1つ言いたいことが。消費税は消費者が収める税なので、企業は値下げしなくていいのです。消費者が負担しましょう。企業が「価格を商品に転嫁できない」とか言っているけどその発言自体が矛盾してるんですよ、消費税は元から消費者負担なんだよ。
20140324 訂正追記
上記打ち消し線の「価格を商品に転嫁できない』とか言っているけどその発言自体が矛盾してるんですよ」に、自分で書いときながら違和感を得てたので、今日考えてたら答えが出た。企業が「消費税を適正に価格に転嫁する」のは矛盾じゃなかった。
小売業者が卸売業者から仕入れるとき、卸売業者に消費税払ってるね。仮払消費税発生してたわ。その仮に払っていた消費税を消費者に「転嫁(価格に上乗せ)」するんですね。そう考えると「消費者に転嫁する」という文言に違和感がない。
なんか違和感あったんだよね、政府のパンフも「転嫁」って言葉使ってるしさ。いやあ、多角的に物事を見ることって大事ですね、消費者目線だけだとわからんね。小売目線なら仮払消費税を消費者に転嫁しないと損するもんな。
ていうか冒頭のリンクのパンフレットよく読んだら気がつくことでした。