私の有給消化率は100%です
会社の飲み会で、私の有給消化率が高いことが話題にあがった。
私の有休消化率は、現在100%だ!
「いっぱい取るね」とか「よく取れるね」とか、有休消化率30%以下の先輩らに言われる。有給取得を断行する私に対して、決して露骨ではないが「嫌み」や「妬み」(少々の「尊敬」)がある。やはり、有給取りづらい。私の先輩らも全然取ってない。さらに、有給休暇の取得に理由なんて要らないのに、なにか理由がないと取得できない空気までも感じる。
この日本で有給消化を100%にするには、
自身の中に、有給は
- とっていい
- とるべきだ
- とらなくてはいけない
という強い意思・それを裏付ける論理武装が必要だ。
強い意思は「上司に嫌な顔をされても、継続的に堂々と有給申請できる」気持ち。強い意思を保つには論理武装が要る。自分の意思に自分なりの裏付けがあってこそ、強い意思が生まれる。論理の無い意思は脆い。
有給を取るために必要な3つの信念
私は幸いにも大学時代に自分なりの裏付けができた。以下、ご披露します。
- 有給は労働者が勝ち取った権利であり、権利の上に眠ることは、権利を失うことにつながる。奴隷に戻ってしまう。
- 有給取得は、法律によるものであり、有給取得に私の意思は関係ない。
- 有給とらないとしんじゃう。(これは入社後に論理に加わった)
まず1について。
有給休暇は、過去の偉人達が命をかけて勝ち得た権利です。
始めは奴隷、そして労働者になり、さらに経営者と対等な立場となるため、革命とかストライキとかいろいろやって有給は生まれた。多くの偉人達ががんばって、自分の世代そして自分の子どもの世代に、有給という権利を与えてくれたのです。幸せになるように。もう奴隷にならないように。有給、使いましょう。使わない権利は後に奪われます。権利を失えば、奴隷に戻ってしまいます。
これ↓と本質は同じです。
ワンピース巻三十一、52頁(尾田栄一郎、2003、集英社)
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ノーランドさんが言うように、偉人達が命がけで勝ち取った権利を無駄にすることは、人々の幸せを望んだ偉人達への侮辱です。
「過去の偉人達の功績を無駄にするような」有給の未消化。私はそんなことできない。そんなことするなら、上司に嫌な顔された方が100倍ましだ。
2、3についてはまた次の機会に。