小便器が3つ並んでいる男子トイレ。
心理学的には、真ん中を使うことを好まず、端の便器を使うことを好むそうだ。
私の体感でもその心理学の法則は正しそうで、便器3つが並んでいたら真ん中を使う人が少なく、左右を使う人が多いように思う。端っこの便器は人気が高い。
この感覚は男なら共感してもらえると思う。
しかしながら私は思ったんだが、こんなことでは左右の便器の使用頻度が高く、真ん中の便器の使用頻度が下がってしまう。
これでは、左右の便器だけが痛み、中央の便器はピカピカとなってしまうのではないか?
そうなってしまっては、トイレ全体の使用できる期間が短くなってしまう。
つまり、便器が3つあるのに2つしか使わなければ便器の痛みが2つに集中してしまうということだ。
3つあるなら3つを均等に使うことで、トイレ全体の寿命が長くなる。
3つあるのに2つしか使わなければ、トイレ全体の寿命は2/3になってしまうということだ。
そんなことを思いながら私は今日も真ん中の便器を選ぶ。