ブログあしみの

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コムデギャルソンの4万のジャケットを買っても

大学の頃はコムデギャルソンのジャケットを買ったりしていた。

学生はお金がないのでセールのときに買っていた。定価8万円のジャケットを4万円で手に入れたときの高揚感は今でも覚えている。あの頃は服にお金をかけていた。バイトして服を買っていた。時給750円ぐらい。

 

ファッション大好きとか服にお金をたくさん使ってたりではなかったんだけど、同級生に全身ギャルソンで固めている人がいて、ひょんなことから仲良くなり、ギャルソンの店に連れて行ってもらったりしていた。

 

それからというもの、セールで買ったり古着屋で買ったりしたギャルソンのTシャツだったりズボンを着て大学にいっては、全身ギャルソンの友人に褒められたり、ふつうの服装の別の友人にいじられたりしていた。

 

あれから20年。

ユニクロばかりで買っている。数万円するの服を買うこともなくなった。

周りにそういうことをするファッション仲間がいないからかもしれない。会社に全身ギャルソンで来る人はいない。

 

年明けファッションセール。

ネット広告でビームスのパッチワークニットを見て、何度もいいなと思った。日本製でものもよさそうだった。ネット広告は一度クリックすると何度も同じ広告がでてくる。何度も押した。ビームスは日本を代表するブランドで、尖りすぎてない遊び心があっていい。

 

セール価格で23,000円くらい。

でも結局買わない。

欲しい気持ちはあるのに、いろいろ考えて買わない。

 

必要ないんだ。

会社には着ていかないし、ニットは寿命が短いし、洗濯したら縮むし、ネット通販はサイズ感がよくわからないし、ユニクロなら無地だけども2,980円だし、全身ギャルソンの友人はいないし。

 

たぶん、たとえば、娘がこのニットを欲しいと言ったら、きっと買ってあげると思う。

時給750円で何時間も働かなくてもこれくらいなら買えるようになった。

 

高いけど、大事しすぎないでたくさん着るといい。でもちょっとは大事にしてほしいけど。自分がギャルソンの4万のジャケットを自分に買ったときもそんなことを思っていた気がした。

 

でももう自分には4万のジャケットは買わないかな。

 

クローゼットにあるギャルソンの4万のジャケットを久しぶりに見てみた。

大事に着て大事に保管していたので、あまり痛んでいない。

このジャケットをみると、喜しい思い出がよみがえり、青春が終わる哀愁を感じる。

 

そんな2026年1月。