致命的な状態になった人にポジティブなことを言ってしまう癖がある。
例えば(これは極端な例だが)事故で右腕を失った人に「左手が残ってて良かったじゃん」と言ってしまう。
「取り返しのつかない大きな傷を負った人」を目の前にして反応に困って焦って言ってしまったという面もあるが、自分は本当にそう思って言っているんだと思う。
反応的にポジティブなことを言ってしまう私の体質で、傷ついた人もこれまでにいたんだと思う。
しかしながら、
極めて深刻な辛い状況であっても、その状況からなんでもいいからポジティブなことを見つけ出す必要がある。
精神的に辛いときは、残った少ないポジティブなことを探し出して頼って生きていくしかないんじゃないかな。
私の根底にこういう思いがあるからこそ、致命傷を負った人に反射的にポジティブなこと言ってしまうのかもしれない。
私自身、リカバリできないような致命的な心身の状態に陥った事もあったが*1、結局、致命的な問題を本質的に解決できるのは自分自身しかいない。気持ち切り替えて進むしかないのだ。
ずっと腐ってしまっていては、本当に致命的な状態になってしまう。
辛い状況下にあっても、ちょっとした喜びや幸せを見つけて生きていくしかないんだよなあ。
*1:そのときは本当にそう思った