ブログあしみの

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できれば自分の仕事が社会の役に立っていると思って働きたい

新卒で就職してから、気がつけば6年も経っていた。

 

働く理由は何か?(お金以外で)

就職活動をしている若者から「働く理由は何か?(お金以外で)」と問われたので真面目に返信した。

 

 

(私を含んだ)多くの人は、大学出てからやりたいことなんて実際のところ無いんですよ。大学出たら就職するっていうライフコースの見本を子供の頃から見せられてきているので、ぼんやりと「大学出たら就職しないとな〜」って思ってるだけで。

 

そういう人にとっては、新卒一括採用って理にかなっていると思うんですよね。だって「大学」の次のコミュニティは「会社」って決まってるんですから。次は会社に行けばいいんですよ。

(私を含んだ)多くの人は大学を出たときに、もしも就職しなかったら社会との関わりが無くなってしまうんじゃないかな?

 

「大学の次のコミュニティ」って意味での「会社」ってあると思うんですよ。もちろん、会社はアソシエーションでもあるけどさ。

コミュニティ とは:「わたしたちは仲間である」という感情で結びついた集団。
アソシエーション とは:人々が特定の目的のために創設する集団。ちなみに、サッカー(soccer)の語源はアソシエーション(association)。
(奥井智之『社会学[第2版]』58-60頁より)

 

社会学 第2版

社会学 第2版

 

 

コミュニティとアソシエーションの境目なんて元から曖昧なものなので、コミュニティだろうがアソシエーションだろうがどっちでもいいんですけどね。

 

就職と自己実現

「働くこと」はコミュニティの面もあるけど、やっぱり「社会貢献」もあるよね〜。と思いましてそれもツイートしました。

 

 

そしたらとれいC(id:sakenominimal)さんが褒めてくれまして(褒めてくれたのだと私は受け取っている笑)。

 

 

「一見基本的なことを言っているようで、このご時世それがさらりと出る社会人はかなり有能だと思いますよ」とのことです。「社会貢献になる仕事だと自己肯定感あるしね」のとこを指しているんだと思ってます。

 

まあね、どうせ働くならできれば自分の仕事が社会の役に立っていると思って働きたいじゃないですか。

 

このご時世は「社畜」とか「ブラック企業」とか「過労死」とかの言葉がどんどん広がって、なんだか「まあ、そこまで頑張って働かなくてもいいでしょ。自分のしたいことしようよ」みたいな風潮があるように思います。

もちろん、働きすぎは健康を損なうし人生を楽しむ時間を仕事に奪われすぎるのはよくないけどさ。どうせ働くんだから、働く週40時間は全力で仕事して、どうせなら社会の役に立つこと、誰かの役に立つことをしたいじゃないですか。自分の仕事が世の中の役に立っていると思って生きていきたいじゃないですか。

 

就職セミナーで会社の担当者が口を熱くして話す「当社の仕事がどれだけ世の中の役に立っていて、必要不可欠な仕事なのか」って結構重要なことなんですよ。自分の仕事がどれだけ社会貢献になるかって大事でしょ。

 

しかしながら難しいもので、客観的にそれを見たときに「え?その仕事ほんとに社会に役に立ってるの?無くてもよくない?」と多くの人が思う業種・業態だってあるじゃないですか。

そんな世の中で、自分の目でその会社を客観的に見て「この会社は社会貢献している会社だ」って心から思える会社であなたが働いているのなら、それって幸せなことですよねえ。

 

1万人が私にお金を出してくれている

私は今働いてて、毎月給料をもらっています。その給料ってお客さん1人1人が私が提供したサービスのために払ってくれたお金なんですよね。毎月機械的に振り込まれるので、忘れてしまうけどそうなんですよ。

例えばお客さんが1万人いてその1人1人が会社にサービスの対価を払っている。私の月収は(ピー)万円で、それって1万人が払ってくれたお金でできてるんですよ。対価を払った1人1人で見たら小さいけど(1人1〜3円とか)サービス利用者の1人1人が私にお金を支払ってくれているんですよね。ありがたいことです。

 

やっぱりね、サービスを提供して何万人からもお金もらうんだから、社会に役に立っていると実感できる仕事がいいでしょ。 

(その1万人は「お前」にじゃなくて「お前が属する会社が提供しているサービス」に金を出しているんだよ 等の指摘は都合が悪いので無視する)

 

そういうわけでこれからも頑張って働いていこうと思います。おわり。