結婚するには
私は23才のときに結婚をしました。結婚するにはざっくりいうと以下の段取りが必要です。
- 愛しあう2人が結婚の意思を固める。
- 両親に挨拶する。
- 結婚する。
私も1〜3の段取りを踏んで結婚しました。この段取りの「2. 両親に挨拶をする」で、私が彼女の父に挨拶にいったときに印象に残ったことがありました。そのときのことを書きます。
娘の結婚相手への敬意
彼女の実家に行く前に、向こうの両親には「結婚の挨拶」で伺うことを彼女から伝えていました。
なので、彼女の家に着いたらそうそう向い合って座って雑談もせずに「あなたの娘と結婚しまっせ」という話をするわけです。
私は「向こうの両親から娘をもらう」という考え方、男が相手の両親に「娘さんをください!」とか言っちゃう考え方が嫌いです。娘はそもそも両親の所有物じゃねーんだよ。
ご存知の方が多いと思いますが、モンキー・D・ルフィはナミを道具扱いするアーロン(ノコギリザメの魚人)にブチ切れました。少し引用します。
アーロン「てめェにこれ程効率よくあの女を使えるか!!?」
(キリバチを片手で止めるルフィ)
何だ…?“キリバチ”が…
ピクリとも動かねェ…!!!ルフィ「つかう?」(ブチ切れ)
ONE PIECE 11「第92話 幸せ」より
(キリバチ:アーロンがブチ切れたときに使うノコギリ型のブキ)
(丸かっこは私が追記したもの)
これと同じことですね(ちょっと違う気もするけど気にしないことにした)。なので、挨拶するときには「私は娘さんと結婚を決めました。そういうわけでこれからはよろしくね!」という内容をすごく丁寧な言葉にして言ったように覚えています。
「結婚しまっせ」→「オッケー!」ってことめでたく了解を得ることができました。実際には「オッケー!」なんてのじゃないくて、向こうのお父さんは懇切丁寧な表現で結婚を了解してくれました。
でまあそのときに向こうのお父さんが「娘をよろしくお願いします」ってすごく丁寧な座礼をしてくれたんですよね。これに私はぐっとくるものがありました。挨拶に行ったとき私はまだ大学生だったので、いい年した大人が学生に丁寧に頭を下げる訳ですよ。このことで、私は「ちゃんと生きていかないといけない」と強く強く思いました。こういう場面で、娘の結婚相手に敬意を持ってしっかりと「よろしくお願いします」って言える父親はかっこいいな〜と思いました。
娘が結婚相手連れてきたらすごく丁寧に「まじで娘を頼むぜ」というと、相手に「しっかりやってくれよ」とグイッと刻みこめるのでおすすめです。
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