ブログあしみの

ひろいこころでコラムを書いています。アフィリエイト広告を利用しています。

問題提起 が ドヤ発言 に変わるとき

ドヤ発言の例

「頑張らなくてもいいから結果出せ」っていうなバカ - おうつしかえ

「頑張らなくてもいいから結果出してよ~」なんてドヤ顔で(だったはず)言い放って、「俺うまいこと言ったった」なんて思ってる場合じゃあないんだよ。

「俺うまいこと言ったった」からわかるように、この「頑張らなくてもいいから結果出してよ~」は、何らかの行動を促す意味はない。「頑張らなくてもいいから結果出してよ~」とは実際には思っていない。筆者から見たイカ先輩の発言は、単なる「ドヤ発言」だった。

 

問題提起の例

「頑張らなくていいよ、結果が出せれば」 - あしみの 日記

しかし私はわからなかった、頑張らずに結果を出すにはどうしたらいいのか。私が結果を出すには「頑張る」という手段しかなかった。私の頭は困惑で満ちる。

拙著です。こちらの「頑張らなくていいよ、結果が出せれば」は問題提起です。発言者の真意は未だ解明されていませんが、私から見た教授の発言は、確実に何らかの意味を含んでいた。私に何らかの行動を促す一言だった。未だに私を惑わせる「問題提起」だ。

 

「問題提起」が「ドヤ発言」に変わる例

「所得の低そうな人ほど、牛丼チェーン店で”ごちそうさま”と言う」→炎上 - Togetterまとめ

言い方は悪いが所得の低そうな人ほど、牛丼チェーン店で店員に「ごちそうさま」と言う(本来不必要なレベルの)礼儀正しさを備えているように思えるのは興味深い

この炎上、記憶に新しい人もいるかと思います。

著者の悪意の無い問題提起が、悪意あるドヤ発言に読まれてしまって炎上したと私は思ってます。Twitterは短文で誤解が生じやすい面もあるし。

「興味深い」って言ってますが私もとても興味深いと思いまして、それを少しでも深堀りできればと以下を発言をしてました。

(いい具合に誤字ってますね(好意ある行為だから))

でも炎上してるんで、筆者の感じた「興味深さ」は何も発展せず終わってしまったんですよね。これ。「ごちそうさまを言う合理性」「食事のあとの挨拶は何をもたらすのか?」「年収1000万の私がごちそうさまを言う5つの理由!!」「マイルドヤンキーはなぜ牛丼屋でごちそうさまを言うのか?」「高所得者がごちそうさまを言わない5つの理由!!」「君がごちそうさまと言うなら、僕は○○を言うまで牛丼屋を出ない」「ごちそうさまと言ったら彼女ができました!」なんて結構面白そうなトピックなのに。「ごちそうさまって言うのは当たり前だろ」って言ったらもう終わりなのに。

こういう日常の疑問がこうも簡単に潰されるのは悲しい。小学校でも斜め過ぎる質問する生徒は迷惑な空気ある。斜めのが面白いのに。日本はジョブズが生まれないとか、日本は出る杭は打たれるとか言いますが、一般人の日常の疑問でさえ潰されて(著者は、興味深く思ったことをツイートしたが、悪意と読まれ炎上して終わった)いるので、闇は深い。Twitterが短文だから悪いのか・・・?

 

自分の「常識」や「当たり前」を粉々にしてから物事を考えると面白いのに。

「あたりまえ」を疑う社会学?質的調査のセンス? (光文社新書)

「あたりまえ」を疑う社会学?質的調査のセンス? (光文社新書)

 

↑おすすめです!!